委員長挨拶

 

みなさん、はじめまして。

昨年度から日本技術士会中国本部・青年技術士交流委員会(以下、「青技交」と言います。)の委員長を務めております金高智之と申します。

この度は青技交のページを訪れて頂き、誠にありがとうございます。

 ここでは、ほんの少しだけ僕のことと、熱い仲間が集まる青技交のことをご紹介させていただきます。是非最後までお付き合いください。

 

まずは簡単に自己紹介から。

僕は埼玉県草加市の寿司屋の長男として生まれ育った後、仙台、埼玉、博多と移り住み、平成20年に広島にやって参りました。そして2年後の平成22年から青技交に参加し、平成256月より委員長を務めています。

初めて青技交のドアを開けたときの不安と緊張は今でもはっきりと覚えていますが、青技交との出会いのお陰でたくさんの仲間ができ、また、仲間とともに自分達の可能性を少しずつ広げる挑戦ができました。きっと、緊張を追い払うためにほっぺたをピシャリと叩いて初めて青技交のドアを開けたあの瞬間が、僕にとって大きなターニングポイントだったのだろうなと思ってます。

 

 さて、前置きが長くなりましたが、僕達青技交の主な活動としては、①毎月第3水曜日の例会(勉強会)、②見学会、③小学生を対象とした理科教室、④ちゅーピーまつりへのブース出展、⑤他県技術士との交流の5つが挙げられます。

 

 ①毎月第3水曜日の例会(勉強会)では、各種イベントの企画や報告会の他、カメラマン、議員、看護士等の外部の方や青技交メンバーに講師をしていただき、様々な方の職業を題材とした勉強会を行っています。また、最近では青年・熟年技術士交流会を開催してワークショップやカラオケ対決を行うなど、世代間交流の促進にも取り組んでいます。

 ②見学会では、アサヒビール四国工場やマツダスタジアム、広島空港大橋、鞆の浦、賀茂泉酒造等を見学させていただきました。

 ③小学生を対象とした理科教室は今年で4回目を数えますが、今回は、「食べ物の不思議な力」と題して、レモン電池製作、納豆菌を使った水の浄化実験、スケルトン卵の紹介等を行い、子供達の笑顔に元気をもらいました。

 ④ちゅーぴーまつりへのブース出展は、国際交流フェスティバルの代わりに今年から新しく始まったイベントで、万華鏡のキットを使い、その仕組みを知りながら楽しく万華鏡作成を行いました。ある女の子は自分で作った万華鏡を覗いて「もんげ~!」を連発してくれました笑。

 ⑤他県技術士との交流は様々な機会がありますが、そのうちの最大のものが毎年行われる技術士全国大会への参加です。全国から高いモチベーションと能力を持った青年技術者が集い、3日間にわたって壮絶な交流イベントが繰り広げられます。

 

 でも本当は、僕らの活動の中で最も重要なのは、全ての活動の後に必ず行う飲み会かもしれません。いい話が聞けた例会の後、仕事の傍らせっせと準備した理科教室で子供達の喜ぶ顔を見た後、全国大会で同じ体温を持つ仲間が一堂に会したとき、高々と掲げたジョッキを打ち鳴らし、冷えたビールをゴクゴクとのどに流し込むあの瞬間は爽快そのもので、まさに青技交の醍醐味です。そして、素晴らしい仲間と同じ場所に立っている自分をちょっぴり誇りに思う瞬間でもあります。

 

 また、これらの活動に加え、今年は中国本部・青技交の10周年記念イベントがあったため、スライドを作り、Tシャツを作り、歌まで作り、県外から大勢の方に来ていただいて宮島ツアーやワークショップを行い、最後はライブハウスでTシャツを着て肩を組んで作った歌を歌うという、みんなの力を出し切った盛大なイベントも行いました。

 そして来年は、中国5県のメンバーが集まり、全国大会ならぬ中国大会を開催しようということで盛り上がっています。

 

 僕にとって青技交はいつもきらきらしています。それは高校時代や大学時代に、仲間とともに必死で何かを追いかけたときのきらきらに近いものかもしれません。

 もしこのページに最後までお付き合いいただいた方の中に、僕達の活動に少しでも興味を持たれた方がいたら、是非中国本部までご連絡ください。

 ひょんなことからこのページを訪れた皆さんの中に、将来このきらきらを一緒に感じられる大切な仲間が現れることを青技交メンバー一堂、心よりお待ちしております。

 

平成261225日           

日本技術士会中国本部 青年技術士交流委員長

金高 智之