2025年度中国本部基本施策

● 公益社団法人日本技術士会中国本部(以下、当本部と呼ぶ)は、統括本部・県支部・委員会・部会相互の連携により、多様な専門技術を有する技術者の交流と幅広い資質向上並びに総合知向上の機会創出を図る。また、IPDのスモールスタートに向けた修習技術者や若い技術士の人材育成と活躍の支援、地域に密着した社会貢献や地域産業への貢献、資格活用の推進等を通して、会員の拡大を目指す。併せて、これらの活動実績をCPD登録し、かつ技術士(CPD認定)会員の拡大を図り、安定した財政基盤の確立に取り組む。

1. 統括本部や県支部との連携を強化し、Web配信に積極的に取り組み、遠隔地でも参加しやすいハイブリッド形式によるCPD行事や会議の開催に努める。また、各部会は関連学協会との連携を図り、活動の相乗効果を高める。

2. 産学官との連携を図り、多様な技術部門を有する本会の特色を活かした学際的で総合知向上のテーマについて、一般に開かれた講演会やセミナーを開催する。また、連携校へのキャリア教育等を含め会員から講師を人選する場合、講演テーマに最も相応しい講師とするため、専門的技術分野に該当する委員会・部会は責任をもって協力する。

3. 「新たな技術士CPDの実績の管理及び活用」制度の実施に伴い、会員だけでなく全ての技術士に対して、本制度の定着を推進する。また、本制度に対応して、技術士の重要な資質項目である技術者倫理に関する啓発活動を強化する。

4. 大学・高専と連携協力協定の締結活動を進め、教員や学生への技術士試験制度と初期専門能力開発(IPD)のスモールスタートへの対応を図る。

5. 地方自治体や災害復興支援士業連絡会等と連携した「防災・減災活動」、小中学生に対する理科教室の開催による「将来を担う技術者の育成活動」、技術士広報記事の充実等による「中小企業への技術支援活動」の社会貢献活動に積極的に取り組み、技術士の存在意義を社会に示す。

6. その他、以下の活動に積極的に取り組み、会員拡大を図る。
 ・若手世代や女性の活動と世代間交流の活性化
 ・産学官への働きかけと技術士事務所開業支援による技術士の資格活用促進
 ・会報やホームページによる会員及び社会への積極的な広報活動
 ・緩やかな連携先との情報交換の充実

7. 2025年度60周年記念事業、第29回西日本大会事業開催への確実な準備と対応を進める。

8. 当本部は、以上の諸施策を県支部・委員会・部会との緊密な連携により、事業活動の充実・強化と負担軽減並びに経費の有効活用に努める。


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